■占いを始めた理由■
-家系的な素質-
私の母方の祖母は何か問題があると霊能者に見て貰っていました。
私がまだ幼児のころに夜中の12時になると決まって泣き出すというのがしばらく続いていたことがあります。
困った母は祖母に相談した所、祖母は霊能者の先生にその事について見て貰いました。
霊能者曰く「神様がこの子を可愛いと思い心を寄せて、この子について来てしまった」とのこと。そして「私が神様に話してこの子から離れてもらうように説得する」と言いました。
すると、不思議なことにその日から毎晩続いていた私の夜泣きがピタッと止まりました。
確かに、両親は○○神社にお参りに行っていて、私の夜泣きはそのお参りの日辺りから始まっていたようなんです。
神様がついて来たというよりも、神様の眷属がついて来たのだと今は思いますけど、不思議な話です。
祖母は、夜お墓に行ったら「白い着物を着た女性が歩いていた」などという話をサラッとする人であったので、祖母自身も霊能力があったのかもしれません。
そんな霊妙なエピソードは他にもあって、そのような話を聞いている内に、何となく神秘的なことに興味を持ち自然と占いの世界に入ってきたのかもしれません。
私も祖母の血筋を引いているのか、占う時には知識と理論で占断を読むというよりも、天から降りて来た一瞬の閃きを言葉にして伝えるという感覚で占断を得ています。
それを霊能力という人もいるでしょう。やはり占いの道に入ったのは祖母の影響が強く出ていると感じます。
■占い師になった理由■
-タロットとの出会いー
●レイキヒーリングがスタート
●心理セラピーで始めてタロットを知る
●タロットが正確に人の心の状態を表していることに衝撃を受ける
最初は占い師になる事は全く考えていませんでした。
それでも不思議なことには興味があり、レイキに興味を持った私はレイキヒーラーとして直接ヒーリングをしたり、遠隔ヒーリングもやっていました。
ある日、レイキを通して知り合った方が紹介したい人がいるといって、私をある所に連れて行ってくれました。
そこは心理と占いを融合してセラピーを行っている所でした。私はそこで生まれて初めて「タロット」というものを知りました。
そして、初めて受けたタロット占いで私は衝撃を受けました。
その時展開したスプレッドは5枚を十字形に並べるものでしたが、真ん中に「月」のカード、それを上下左右の4枚のワンドのカードが取り囲んでいる形でした。
月は不安や恐れ、ワンドは野心や反発心を表します。
そのスプレッドを見た時に当たっているとか当たっていないではなく、自分の今の心理状態をよく表していると思ったんです。
そして、なぜ偶然に引いたカードでこんなにも的確に人間の心理状態が分かるのだろうかと驚き衝撃を受けたんです。
私はすぐにタロットに惹かれ勉強することになりました。まさかそれまでタロットの存在すら知らなかった私がタロットに興味を持つとはと不思議な縁を感じざるを得ません。
それからタロットを勉強することになりました。気が付けばタロット鑑定をしてから12年経ちます。
元々家系的に適性があったのが続けてこられた理由だと思います。